CAITO GAME INCEPTION

ゲーム、アニメ、映画、漫画についてオススメ作品の「紹介」や、独自の「魅力」をツラツラと。

【漫画】ダークストーリー『軍鶏(しゃも)』は最高に面白かった格闘漫画だと思っている。

スポンサーリンク

 

どうも! 魁堵(かいと)です!

 

 数々ある格闘漫画で「刃牙」や「はじめの一歩」、さらには「ホーリーランド」、「高校鉄拳伝タフ」などが有名ではありますが、

 

今回は『軍鶏(しゃも)』を簡単にご紹介したいと思います。

 

 ざっくりな、あらすじとしては東大に合格確実と言われていた少年「成嶋 亮(なるしま りょう)」があるキッカケで、両親をメッタ刺しにしてしまい少年院送りになります。

 

 そこで、同じ犯罪者達に残酷な暴行(リンチ)を受けて心身共に喪失します。 だけども、鑑別所の中での体育の授業で「空手」に出会い彼の人生は一変する。

 

 ここまで聞くと、このまま出所して更生して悪を退治するようなイメージをもつかと思いますが、この漫画はそんな良いもんじゃありません。

 

簡単に言いますと、

「空手に出会ったことがキッカケで弱小だった主人公のリョウが、さらに力を求めに求め完全に悪に染まっていくお話」

 

原作:橋本以蔵氏(120話まで担当)、画:たなか亜希夫先生の渾身の一作。

 

さぁ、ナルシマリョウに魅了されようか。

 

 

『軍鶏(しゃも)』とは?

f:id:caito5963:20191025103906j:plain

©︎たなか亜希夫/Kodansha

 

 原作は「橋本以蔵」氏(120話まで[25巻])、画は「たなか亜希夫」先生による、ダークーヒーロー系格闘漫画。単行本:全34巻

 初期は『漫画アクション』(単行本19巻まで)で連載されていたが、後に『イブニング』(34巻まで)に移籍した。

 ちなみに橋本氏とたなか先生は後に原作問題で揉めて後半の単行本からはクレジットが「たなか亜希夫」先生だけになっているのも、この漫画の魅力の一つでもある。  

 

evening.moae.jp

  

『軍鶏(しゃも)』内容


CLANG.Shamo

 とあるコトがきっかけで、両親を刺殺してしまった優等生の少年「成嶋亮(なるしまりょう)」が親〇しのレッテルを張られ少年院送りになる。

 鑑別所内での壮絶なリンチの際に、体育の授業で出会った空手の達人である「黒川健児」を師とし、この世界を「生き残るための空手」を一心不乱に身につける。

 後に出所するが親〇しのレッテルは後を引き、裏稼業をしながら表の格闘界に乗り込み、あるゆる敵を倒す為に数々の闘いを繰り広げてゆく。 

 

『軍鶏(しゃも)』の魅力は?

正義なんて、存在しない "自分こそが正しい" 鬱な共感

f:id:caito5963:20191025114243j:plain

©︎たなか亜希夫/Kodansh

 

リョウは養護できない様な「ヤバい奴」です。

道端でイライラしていると一般人を殴りにかかったり、敵対する相手を少しでも弱らす為に、私情につけ込んで脅し勝利を捥ぎ取る、そして勝つためには手段(初動に金的)を選ばないなど救いようがありません。 

 

そこには "自分こそが正しい" があると感じとれ、

表舞台を荒らしていく悪行に目が離せなくなります。

正直なところ、街にいたら絶対に絡んではいけない人物です。だからこそ、気になる。

  

 リョウは少年院を出た後は、闇稼業にて男娼や、用心棒をするダークサイドに堕ち、そして気にいらない相手には反発する、殴る、噛む、そして愚弄する。なまじ強いせいか「空手」を主軸にした闇討ち、だまし討ちはお手の物の。そして、妹がいるのですが兄のレッテルのせいで売春からの薬落ちなど闇が深い。

 圧倒的暴力や、理不尽がまかり通る現実、そして破天荒な常識があるこの世間に対して
「憤り」や「不満」、そして「虚無感」を感じている方は心に突き刺さるものがあるかと思います。

 

そんな、自分の思うがままに過ごすリョウにモヤモヤする作品。 

 

 

 

王道空手家「菅原直人」への異常な執着

 

f:id:caito5963:20191025123500p:plain

©︎たなか亜希夫/Kodansh

 

 少年院で「空手」を習得し、出所してからのリョウはまともな職につけるハズがなく裏社会での頭角を確実に現しています。

 

 そして、ある格闘技の試合にスカウトされて「リーサルファイト」に出場することになりそこに君臨する「菅原直人(すがわらなおと)」と対面します。

 

 スポーツの「空手」として君臨している菅原にあらぬ闘争心を燃やし挑みたいが相手にされない…だが、試合をするために手段を択ぼうとしないリョウは菅原の恋人を凌辱し、菅原の心を揺さぶる作戦に出て挑発、本当に主人公かと思わせるダークぶり。

 

そして、「たなか亜希夫」先生の圧倒的画力により、ダークな空手とスポーツの空手が相まみえることで最終ラウンドで菅原の勝利で、後に命を懸けた再勝負でリョウの勝利という軍鶏切っての名勝負でした。というより、ここまで読んでおけば大丈夫です。

  

 

 

この漫画は2部までがピーク、だけども慢性で読んでしまう。

f:id:caito5963:20191025131932j:plain

©︎たなか亜希夫/Kodansh

3部に入った途端に 迷走気味の象徴「中国編」が始まり『西遊記』を掛けている斉天大聖(孫悟空という敵が立ちふさがります。そして、リョウは気孔を習得して倒します。ええ、それだけ。でも、燕という女性が可愛いのが救い。

でも、リョウがどうなってしまうのか気になって読んでしまう。

 そして、4部に入ってまさかの主人公が「高原東馬(トーマ)」という天才バレエダンサーに焦点が写り「グランドクロス編」に突入。

ここでトーマが色々と鍛錬をしリョウとの闘いを夢を見るのですが、そこでやっと登場したリョウが「モブキャラの様に弱い、本当に弱い」不摂生が原因なのが凄い。

でも、リョウがどうなってしまうのか気になって読んでしまう。

 

クラブ「シスル」にて金を得るため戦いを続ける。不摂生と鍛錬を怠ったツケとして、グランドクロス編開始時は一般人レベルの戦闘能力に落ちぶれていた

出典元:軍鶏 (漫画) - Wikipedia

 

そして、最終章「どぶ組編」で総スカンを喰らってしまうが

個人的には「完結まで書いてくれてありがとうございます。たなか先生。」という気持ちになります。

 

この漫画を読むにあたって

 

1部「少年院編」から2部「リーサルファイト編」までがピークであり、

非常に闇が深く暗い、そして圧倒的な暴力描写からの重いストーリー展開が

好きな方はハマるかと思います。

万人受けは決してしない、だけども勝つために手段を択ばないダーク主人公。

 

そんな「軍鶏」を堪能してみてください。

 

ではでは!

久しぶりの漫画紹介する魁堵(かいと)でしたー!