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格闘漫画『軍鶏(しゃも)』は最高に面白かったダークヒーローモノ。【魅力紹介】

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どうも! 魁堵(かいと)です!

 

 数々ある格闘漫画で「刃牙」や「はじめの一歩」、さらには「ホーリーランド」、「高校鉄拳伝タフ」などが有名ではありますが、 

今回は 軍鶏(しゃも)をご紹介したいと思います!

 

 ざっくりな、あらすじとしては東大に合格確実と言われていた少年「成嶋 亮(なるしま りょう)」があるキッカケで、両親をメッタ刺しにしてしまい少年院送りになります。

そこで、同じ犯罪者達に残酷な暴行(リンチ)を受けて心身共に喪失。

ですが、鑑別所の中での体育の授業で「空手」に出会い彼の人生は一変するというもの。

 

 ここまで聞きますと、このまま出所して更生して悪者を退治するようなイメージをもつかと思いますが、この漫画はそんな良いもんじゃありません。

 

簡単に言いますと、

空手に出会ったことがキッカケになり、弱小だった主人公のリョウがさらに力を求めに求め完全に悪い方向へと染まっていくお話です

※橋本以蔵氏(120話まで原作担当)、たなか亜希夫先生(画)の渾身の一作。

 

さぁ、そんなナルシマリョウに魅了されようか。

 

『軍鶏(しゃも)』とは?

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©︎たなか亜希夫/Kodansha

 

 原作は「橋本以蔵」氏(120話まで[25巻])、画は「たなか亜希夫」先生による、ダークーヒーローモノ格闘漫画。単行本:全34巻

 初期は『漫画アクション』(単行本19巻まで)で連載されていたが、後に『イブニング』(34巻まで)に移籍した。

 ちなみに橋本氏とたなか先生は後に原作問題で揉めて後半の単行本からはクレジットが「たなか亜希夫」先生だけになっているのも、この漫画の魅力の一つでもある。  

 

evening.moae.jp

  

『軍鶏(しゃも)』内容


CLANG.Shamo

 とあるコトがきっかけで、両親を刺殺してしまった優等生の少年「成嶋亮(なるしまりょう)」が親〇しのレッテルを張られ少年院送りになる。

 鑑別所内での壮絶なリンチの際に、体育の授業で出会った空手の達人である「黒川健児」を師とし、この世界を「生き残るための空手」を一心不乱に身につける。

 後に出所するが親〇しのレッテルは後を引き、裏稼業をしながら表の格闘界に乗り込み、あるゆる敵を倒す為に数々の闘いを繰り広げてゆく。 

 

極厚版『軍鶏』 巻之壱 (1?3巻相当) (イブニングコミックス)

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『軍鶏(しゃも)』の面白い魅力とは?

『軍鶏(しゃも)』正義なんて存在しない "自分こそが正しい" 鬱な共感

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©︎たなか亜希夫/Kodansh

 

リョウは養護できないほど「ヤバい奴」です。

 道端でイライラしていると一般人を殴りにかかったり、敵対する相手を少しでも弱らす為に、私情につけ込んで脅しをかけ勝利を捥ぎ取ったりします。

そして勝つためには手段(初動に金的)を選ばないなどモラルが全くありません。

 

信念には "自分こそが正しい" があると感じとれ、

表舞台に出た時に荒らしていく悪行が目を離せなくなります。ええ、何故か気になって仕方ないんです。

正直なところ、街にいたら絶対に絡んではいけない人物です。だからこそ、気になる。

  

 リョウは少年院を出た後は闇稼業にて男娼や、用心棒をするダークサイドに堕ち、そして気にいらない相手には反発、殴る、噛む、そして愚弄するなど凄まじいです。

なまじ強いせいか「空手」を主軸にした闇討ち、だまし討ちはお手の物。

 そして、妹がいるのですが兄のレッテルのせいで売春からの薬落ちなど闇に厚みをもたせてきます。

圧倒的暴力や理不尽がまかり通る現実、そして破天荒。

 常識があるこの世間に対して「憤り」「不満」、そして「虚無感」を感じている方は心に突き刺さるものがあるのが、この漫画。

 

そんな、自分の思うがままに過ごすリョウを魅了されます。

 

 

極厚版『軍鶏』 巻之弐 (4?6巻相当) (イブニングコミックス)

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『軍鶏(しゃも)』王道空手家「菅原直人」への異常な執着

 

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©︎たなか亜希夫/Kodansh

 

 少年院で「空手」を習得しましたが、鑑別所を出所しても親〇しのレッテルからまともな職につけるハズがないリョウ。

ですが、裏社会で頭角を現してきます。 

 なんでもありの裏格闘技で天下をとっていると、ある格闘技の試合にスカウトされて「リーサルファイト」に出場することになります。

そして、そこに君臨する「菅原直人(すがわらなおと)」と対面したのがキッカケです。

 スポーツの「空手」として君臨している菅原にあらぬ闘争心を燃やしますが、全く相手にされません。

ですが、試合をするために手段を択ぼうとしないリョウは菅原の恋人を凌辱し、菅原の心を揺さぶる作戦に出て挑発するというダークぶりを魅せます。 

 そして「たなか亜希夫」先生の圧倒的画力により、ダークな空手とスポーツの空手が相まみえるというありえないことが起き対決。

最終ラウンドでは菅原が勝利しますが、後に命を懸けた再勝負でリョウの勝利という軍鶏切っての名勝負を観ることができます。

 

そこで伝わるそれぞれの熱い思いは、是非読んで感じてほしいところ。

  

 

極厚版『軍鶏』 巻之参 (7?9巻相当) (イブニングコミックス)

極厚版『軍鶏』 巻之参 (7?9巻相当) (イブニングコミックス)

 

 

『軍鶏(しゃも)』この漫画は2部までがピーク、だけども慢性で読む

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©︎たなか亜希夫/Kodansh

 3部に入った途端に 迷走気味の象徴「中国編」が始まり『西遊記』を掛けている斉天大聖(孫悟空)という敵が立ちふさがります。

 そして超絶に弱くなっているリョウは気孔を習得して倒します。ええ、それだけ。でも、燕という女性が可愛いのが救いなのです。※何故リョウが弱くなってしまったのかは謎。

 4部に入ってまさかの主人公が「高原東馬(トーマ)」という天才バレエダンサーに焦点が写り「グランドクロス編」に突入。

ここでトーマが色々と鍛錬をしリョウとの闘いを夢を見るのですが、そこでやっと登場したリョウがモブキャラの様に弱い、本当に弱くて不摂生が原因というのが凄い。

 

クラブ「シスル」にて金を得るため戦いを続ける。不摂生と鍛錬を怠ったツケとして、グランドクロス編開始時は一般人レベルの戦闘能力に落ちぶれていた

出典元:軍鶏 (漫画) - Wikipedia

 

そして、最終章「どぶ組編」で総スカンを喰らってしまいますが、個人的には「完結まで書いてくれてありがとうございます。たなか先生。」という気持ちになります。

 

結末はその目で確かめて欲しい作品です。

 

最後に。 

1部「少年院編」から2部「リーサルファイト編」までがピークであり、非常に闇が深くて暗い、そして圧倒的な暴力描写からの重いストーリー展開が好きな方はとことんハマるのがこの作品。

 ですが、決して万人受けはしない作品がゆえに読む人を選び、そして勝つために手段を択ばないダーク主人公リョウに魅了された人が受け入れる。 

そんな「軍鶏」を堪能してみるのも良いかも知れません。 

ではでは!

ダークヒーロー漫画を紹介する魁堵(かいと)でしたー!